新病院棟(1号館)特設サイト

ご挨拶

慶應義塾長 長谷山 彰

慶應医学 ― 次の100年へ

 慶應義塾大学は、2018年5月7日に医学部開設100年を記念する事業の柱となる、新しい大学病院棟(1号館)を開院いたします。開院にあたり、多方面の皆様方のご支援・ご協力に心より感謝いたします。
 慶應医学は、慶應義塾の創立者である福澤諭吉の「実学」や「独立自尊」の精神に加えて、初代医学部長の北里柴三郎が医学部創立時に説いた「基礎・臨床一体型医学・医療の実現」「学内は一家の如し」を理念として、世界に冠たる大学病院、総合学府の構築を目指してまいりました。
 この精神と理念を継承し、医学部と病院は、新病院棟を中核として、診療科の壁を取り払った医療チームによる「クラスター診療」、「世界最先端の基礎臨床一体型医療体制の構築」、「災害に強い都市型地域医療の推進」、「医看薬の連携による世界を先導する医療人の育成」、この4つの事業計画を推進いたします。
 新病院棟の開院を新たなスタートとして、2020年の大学病院開院100年、そして医学部の次の100年に向けて、慶應医学の更なる発展を目指して4つの事業計画の実現に真摯に取り組み、慶應義塾として社会に貢献していけるよう、これからも力を注いでまいります。

病院長 北川 雄光

慶應義塾大学病院は新しく生まれ変わります

 2017年、慶應義塾大学医学部は開設100年を迎え、新たな100年に向けて歩み出しました。医学科(後の医学部)開設から3年後の1920年に開院した大学病院は、2020年の開院100年に向けて、2018年5月7日、晴れて新病院棟(1号館)が稼動します。本建設事業にご支援を頂きました皆様に心より御礼申し上げます。
 患者さんからは医療の質については高評価をいただいてきた一方で、築50年を超える建物も多いことから残念ながら設備面については十分とはいえませんでした。2020年まで継続的に改修工事等が続きますが、今回新病院棟開院により、患者さんの利便性は大幅に改善されることを期待しております。
 また2016年より、外部委員から構成される病院機能改革アドバイザー会議を設置し、教職員一人ひとりが患者さん目線の対応力を向上させることや、処方や会計の待ち時間の短縮、患者総合相談窓口の整備による相談機能の充実、患者向け広報誌の発行による相互コミュニケーションの充実など、患者サービスの向上に継続的に取り組みを推し進めております。これらは慶應医学の次の100年の礎となるもので、新病院棟開院のみならず運用を含めた新しい慶應義塾大学病院を目指して参ります。

事業計画

新病院棟を中核として推進する4つの事業計画

  • I
    全ての医療チームが結集し、国民の健康増進と疾患制圧に貢献するクラスター診療の実現
  • II
    世界最先端の基礎臨床一体型医学の展開による国際医療拠点の創設
  • III
    災害に強い都市型地域医療の推進
  • IV
    医看薬の連携による世界を先導する医療人の育成

事業計画の詳細についてはこちら

コンセプト

  • KEIO FOREST
    (慶應義塾の杜)

    -周辺環境や既存建物との調和を図り、緑あふれ、潤いある空間を創出-

    緑豊かな神宮外苑や新宿御苑に囲まれた信濃町の環境を活かして、緑あふれる潤いのあるキャンパスをイメージしています。
    建物の内部も、杜(もり)に優しくつつまれているような、安らぎや落着きを感じられる空間となっています。

    メインの通路「メディカルストリート」と「ホスピタルモール」は患者さんを各診療科へ導いてくれる大通り。
    例えるならば大きな樹の幹と枝です。
    メディカルストリート壁面のスリット状のライトは、森の中で木々の間からこぼれる木漏れ日をイメージしています。

    木の葉の形をした天井の照明や、外来と病棟の壁面に描かれた木々には、
    病院で過ごす時間を心穏やかに、安心して療養に臨んでもらいたいという想いが込められています。

外来・病棟の木々の説明についてはこちら

計画概要

建物名称 慶應義塾大学病院1号館
計画地 東京都 新宿区 信濃町
建築主 学校法人 慶應義塾
建物用途 大学病院
工事種別 新築
病床数 798床(1号館)
監修 日揮
設計施工 竹中工務店

1号館

規模 地下2階、地上11階
構造 柱RC造・梁S造(免震構造)
建築面積 8,059㎡
延床面積 74,796㎡(Ⅰ期10,812㎡、Ⅱ期63,984㎡)