当院看護師に東京消防庁消防総監の感謝状が贈呈されました

2012年07月18日

平成24年7月17日(火)、慶應義塾大学病院内で、当院天野秀基看護師(病棟5S)に、傷病者の救命をした功労に対し、四谷消防署長より、東京消防庁消防総監からの感謝状が贈呈されました。

天野看護師は、6月22日(金)、朝6時40分頃、当院への通勤途中に、新宿駅構内において、心肺停止に陥り生命の危機に瀕していた男性に対して、周囲にいた方々の協力(AEDの手配、救急車要請の連絡等)を得ながら、人工呼吸、心臓マッサージ及びAEDを使用して蘇生処置を行いました。男性は自発呼吸ができるようになり、その後、救急車で病院へ搬送され、一命をとりとめました。

天野看護師は、「今年5月に病棟にて容体が急変した患者様がおり、それをきっかけに急変対応についての対応力や知識をより高めようと、同じ病棟に所属する看護師たちで勉強会を自発的に開催するようになった。その勉強会で得た知識やトレーニングが、今回冷静に対応できたことに繋がった。結果的に私が対応したため個人としての表彰となっているが、所属病棟の看護師全員が表彰されたものとして受け取りたいと思っている。」と述べました。