慶應義塾医療環境整備資金 ~2022年度活動報告~

2023年10月27日

ご挨拶

平素より格別のご高配を賜り、慶應義塾医療環境整備資金にご寄付いただきまして、誠にありがとうございます。いただきましたご寄付は、「病院の機能充実と機能改善」ならびに「医療人材育成に向けた機会の充実と環境の整備」を推進していくため、大切に使わせていただいております。2022年度の活動をご報告申し上げます。今後とも変わらぬご支援とご鞭撻を賜れますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

                                           2023年10月
                                        慶應義塾大学病院
                                       慶應義塾大学医学部

1.外構ウッドデッキ パラソル整備

正門から正面玄関へのアプローチ横にあるウッドデッキに、日よけや雨よけとして活躍するパラソルを4基設置しました。
周囲の樹木とともに、ウッドデッキのテーブルやベンチを陽射しから守り、風が通る心地よい空間を創り出すことで、来院者のみなさまにくつろいでいただける憩いの場を提供しております。
ウッドデッキにマッチするベージュとブラウンのカラーリングで、美観の向上と落ち着いた雰囲気の醸成にも貢献しています。

2.正門横 歩車分離チェーンポール設置

構内歩道と車道の間に、安全対策として金属製のチェーンポールを約9メートルに渡り設置しました。
これまで設置していたカラーコーンからチェーンポールに変わったことで、安全性に加えて美観も向上することができました。

3.構内各所 案内サイン設置

正門付近、車道、歩道、駐車場、駐輪場など構内各所に、文字とグラフィックを組み合わせた各種案内サインを設置しました。
自動車・自動二輪車・自転車・徒歩それぞれの手段で来院されるみなさまに分かりやすく安全な動線をお示しし、構内をスムーズに移動いただくことが可能になりました。

4.不妊症外来のすべての内診室に超音波検査の患者様用モニターを設置

これまで、不妊症外来の内診室には患者様から見える角度で超音波検査のモニターが設置されていませんでした。医療安全の観点および患者様に分かりやすくご説明するため、この度、不妊症外来のすべての内診室においても、産科エリアのように、患者様から見える角度で超音波検査のモニターを設置いたしました。

5.泌尿器科外来カウンター追加

泌尿器科外来は非常に混雑するため、受付で複数の人の声が重なり合って聞きづらいなど、患者様に負担がかかっていましたが、この度、カウンターを追加し、診察前と診療後の受付を分けたことで、混雑が緩和されて待ち時間が短くなりました。また、声の重なりが減り、静かな受付に変わったことで患者様の呼び出しがスムーズになりました。

6.ベルトリールパーテーション、ポールサインの追加

病院の建物のリニューアルや場所の変更により、患者の皆さまにはご迷惑をおかけしております。少しでも混乱がないよう、ポールサインで誘導し、ベルトリールパーテーションでわかりやすい整列を促すとともに、他の患者様との動線が交差しないようにすることで、衝突のリスクを減らすことにも役立てています。

7.オールジェンダーロッカーの整備

出生時の性別と性自認が異なるスタッフでも抵抗なく利用できるロッカーを整備することで、様々なスタッフが心地よく働ける環境の一つを担っています。

8.2号館3階教職員ラウンジ ホットウォーターディスペンサー設置

2号館3階にある教職員用ラウンジに、飲料や即席めん用のお湯を24時間提供するホットウォーターディスペンサーを2台設置しました。
定員120名の同ラウンジは休憩スペースとして当院教職員の多くが利用しており、食事の場所としてもポピュラーです。ディスペンサーの設置で、衛生管理された熱湯が常時利用できるようになり、教職員の福利厚生とアメニティ向上に貢献しています。

9.インフルエンザワクチン接種予約システム

教職員や当院で働く委託事業者向けのインフルエンザワクチン予防接種は、予約制を取っておりますが、本予約システムを活用することで、接種対象者が自ら簡単に予約を取得することが可能となりました。また、委託事業者の方等で、慶應義塾健康保険組合の方でない場合には、クレジットカードによる支払いも可能とすることができたため、予約から接種に至る一連の業務において大幅な業務効率化を図ることができました。
かつては、接種会場に教職員や委託事業者の方々の長蛇の列ができておりましたが、現在では、大変スムーズな接種が可能となり、接種対象者にとっても接種にかかる時間を大幅に短縮することにも貢献できております。

10.自動到着確認機能(実施に向けて調整中)

当院では、ブロック受付で患者様の到着確認を行っておりますが、これは患者様が診察室付近にいらっしゃっていることを確認するための、大変重要な役割を担っています。これまで到着確認は、ブロック受付の担当者が患者様と対面して実施しておりましたが、ブロック受付の担当者は、様々な業務も行っていることから、混雑している時間帯にあっては、患者様をお待たせしてしまうことが度々発生してしまっておりました。そこで、この自動到着確認機能を導入し、患者様が自分自身で到着確認を行うことができる機能を構築致しました。これによりスムーズな到着確認を実現することが可能となります。更に、ブロック受付で受付担当者による対面による対応が必要な患者様の場合には、ブロック受付に誘導する機能も有しています。