当院でブレスト・インプラントによる乳房再建術を受けた患者さんへ

2019年08月02日

一部報道のとおり、FDA(米国食品医薬品局)の指示により、乳房再建用の「ティッシュ・エキスパンダー」と「ブレスト・インプラント(テクスチャードタイプ含む)」の回収・販売停止することとなったことが、アラガン・ジャパン株式会社から発表されました。これにともない、日本国内においても現時点で同製品の使用ができない状況となりました。
(詳細につきましては以下にリンクしております「アラガン・ジャパン株式会社より⾃主回収・販売停⽌のお知らせ」をご確認下さい。)

今回指摘されておりますBIA-ALCL(ブレスト・インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫)症例の多くは、ブレスト・インプラント挿入術後 5~10 年以降に漿液腫(再建乳房に液体がたまる)として発症しますが、被膜拘縮(乳房の引きつれ)やインプラント周囲の腫瘤として発見された例もあります。

現在、インプラントやエキスパンダー挿入中の患者さんにおかれましては、症状がなければ特別な追加検査の必要はないとされていますが、しこりや腫れなどの異常を感じる場合には、速やかに受診してくださいますようお願い致します。また、無症状であっても当該手術を受けられた患者さんは、これまで通り定期的な受診をお願い致します。

なお、ご不明な点などがございましたら、下記お問い合わせ先までご連絡をお願い致します。

お問い合わせ先:
慶應義塾大学病院・患者総合相談部
電話:03-5363-3638(診療日の午前8時40分~午後4時30分)
http://www.hosp.keio.ac.jp/annai/raiin/soudan.html