薬剤部窓口からのお知らせ

当院には、診察をお受けになる方、検査をお受けになる方が、毎日平均約3,000人おみえになります。そして私たちは1日平均約1,500枚の外来処方せんを調剤します。入院患者さんも約1,000人おられ、薬剤部では1日平均約600枚の入院処方せんを調剤しています。
ここでは外来処方せんの提出の仕方やお薬の受け取り方、その他についてご説明しましょう。

会計が済みましたら

お薬の受け取り

「外来処方せん」には、各診療室で入力され薬剤部外来調剤室に出力されるコンピュータによる外来処方せんと、医師が直接手書きする手書き処方せん、そして当院の医師が発行して街の調剤薬局で調剤する院外処方せんの3種類があります。
ここではそれぞれの処方せんの提出の仕方やお薬の受け取り方をご説明しましょう。

会計を済まされた後、お手元にはどんな紙片をお持ちでしょうか。

コンピュータ出力処方せんの場合

  1. 領収書
    • 赤枠内に「引換券番号」が表示されます。
  2. 引換券番号がモニターに表示されます。
  3. お薬と説明書をお渡しします。

手書き処方せんの場合

  1. 手書き処方せんと領収書
    • 赤枠内に「引換券番号」は表示されません。
  2. 窓口にて引換券を発行します。
  3. お薬がご用意でき次第、引換券番号でお呼びしお渡しします。

院外処方せんの場合

  1. 院外処方せんと領収書
    • 赤枠内に「引換券番号」は表示されません。

各種処方箋に関して

コンピュータ出力処方せんの場合

「外来診療費請求書(兼)領収書」を受け取られた方は、領収書の下側の部分をご覧下さい。「お薬引換券」がついています。

お薬が処方されていない場合は空欄ですが、番号が記入されている場合はコンピュータにより処方が入力されています。処方せんは薬剤部に出力され、調剤が始まっています。

この番号が、今日のあなたのお薬引換番号です。番号が薬剤部の前の電光表示盤に表示されるまでお待ち下さい。

手書き処方せんの場合

コンピュータで入力できない一部の薬剤が処方された場合やコンピューター入力できない時間帯は、「手書き処方せん」が発行されます。

この場合は、お手数ですが、処方せんを薬剤部に提出して、
次の図にあるような黄色い「引換券」をお受け取り下さい。それから調剤が始まります。

手書き処方せんと引換券

院外処方せんの場合

病院や診療所の医師は患者さんに直接お薬を渡さないで、院外処方せんを発行することができます。
院外処方せんを受けた患者さんは、それを調剤薬局に持っていき、薬局の薬剤師に調剤をしてもらいお薬を受け取ることができます。 院外処方せんを発行してもらうには、診察室において医師に申し出て下さい。
調剤してもらう薬局は患者さんが自由に選ぶことができます。かかりつけ薬局をきめ薬歴管理をしてもらいましょう。

薬を扱う店は薬局、薬店、ドラッグストアなど様々な名称がついていますが、処方せんが調剤できるところは、店内に調剤室があり、薬剤師がいる「薬局」だけです。現在はほとんどが保険適用の処方せんですから『保険薬局』『保険調剤』『処方せん受付』などの表示を目安にして下さい。

処方せんの交付日を含め4日以内に調剤してもらって下さい。本人でなく代理の方が処方せんを持っていった場合でも、調剤を受けることが出来ます。