病院の理念
(制定 2005年12月14日)
「病院の理念」実施方針
(制定 2016年1月5日)
- 患者さんの立場で
私たちは、患者さんの立場になって考え、ともに疾病の克服に努めます。 - 質の高い安全な医療
私たちは、質の高い安全な医療を持続できるよう努めます。 - 不断の自己点検
私たちは、不断の自己点検と評価によって、病院機能の改善に努めます。 - 独立自尊の医療人
私たちは、独立した一個人として責任をもって社会的使命を果たします。 - 総合的なチーム医療
私たちは、各職種が一体となった総合的なチーム医療を展開します。 - 新しい医療
私たちは、基礎と臨床が一体となって、積極的に新しい医療に挑戦します。 - 倫理と人権
私たちは、高い倫理性を持って、人権を尊重した医療を推進します。
臨床研究実施方針
(制定 2015年12月15日)
慶應義塾大学病院は、未来のよりよい医療のため、次の方針に基づく臨床研究を行います。
- 被験者の保護
被験者の身体の安全、プライバシーの保護、人権の尊重を第一とし、インフォームド・コンセントは丁寧な説明による十分な理解に基づいて受けます。 - 法令等の遵守
法令、倫理指針等を遵守し、社会の一員として求められる責任を果たします。 - 公正な研究活動
気品の泉源、智徳の模範たる組織として、不正を容認せず、倫理と科学の両面で信頼される研究成果を追求します。 - 人材の育成
未来の医療を拓く質の高い研究者、医療人を育成します。 - 社会への還元
未来社会の発展のため、他施設への支援や相互協力を行い、研究成果の実用化を促進します。
臨床倫理指針
(制定 2017年1月24日)
慶應義塾大学病院では、当院の理念、「病院の理念」実施方針、臨床研究実施方針、患者さんの権利と義務、および個人情報保護方針等に基づいて、臨床における様々な問題に対応し、すべての患者さんに対して、最も望ましく、安全・安心で適切な医療を提供することを目的として、以下の通り臨床倫理指針を定めます。
- 患者さんに十分な情報を提供し、自己決定権を尊重します。
- 患者さんのプライバシーを尊重し、守秘義務を遵守します。
- リスクと効果を勘案し、質の高い医療の提供に努めます。
- 公平・公正な医療の提供に努めます。
- 関連する法規を遵守し、学会の指針・ガイドライン等を尊重します。