患者申出療養とは
未承認薬などを保険外併用療養として使用したいという困難な病気と向き合う患者さんの思いに応えるため、患者さんの申出を起点とする新たな仕組みとして2016年4月に創設された制度です。
保険診療では認められていない先進的な医療を患者さん自ら申し出て、受けることができます。慶應義塾大学病院は、臨床研究中核病院にのみ認められている申し出るための意見書や実施計画の作成を行うことができます。
患者申出療養の申出の対象となる医療技術
- 未承認等の医薬品、医療機器若しくは再生医療等製品(以下「医薬品等」という。)の使用又は医薬品等の適応外使用を伴わない医療技術
- 未承認等の医薬品等の使用又は医薬品等の適応外使用を伴う医療技術
- ただし、治験、先進医療で実施中のものを除く
実施中の患者申出療養
現在、慶應義塾大学病院で取り扱っている患者申出療養は以下の通りです。
| 患者申出療養名称 | 適応症 | 実施診療科 | 承認年月日 |
|---|---|---|---|
| マルチプレックス遺伝子パネル検査による遺伝子プロファイリングに基づく分子標的治療 (※通称 受け皿試験と呼ばれることもあります) |
根治切除が不可能な進行固形がん(遺伝子プロファイリングにより、治療対象となる遺伝子異常が確認されたものに限る。) | 腫瘍センターほか | 2020年12月24日 |
※胸部悪性腫瘍に対する経皮的凍結融解壊死療法(凍結療法)は、2026年3月に保険収載されたため、患者申出療養としての実施は終了いたしました。保険診療による凍結療法については下記ページをご参照ください。
https://keiothorac.umin.jp/patient/guide/cryoablation.html
患者さんからのお問い合わせ先
患者総合相談部 総合相談窓口にご相談ください