救急センター

部門のご案内

これまで「救急外来」と呼ばれていたエリアは、2017年5月より主に救急患者の外来診療を行う診療施設部門である「救急センター」となりました。救急センターには、救急科医師、初期臨床研修医および専属看護師が24時間365日体制で常駐し、チーム医療による常に安全で質の高い救急医療を提供しています。また、常時全ての診療科の協力支援体制が整えられているため、初療後の適切な連携により専門処置や専門診療科への入院が滞りなく行われます。2016年は9338人の自力受診患者と7132人の救急搬送患者を診療し、救急センターを経由して1109人が入院となりました。

特色・方針

通常診療時間内は、救急科が救急搬送される中等症(二次救急)および重症患者(救命救急センターの適応となる三次救急)に対して初期対応を行っています。通常診療時間外である休診日・夜間は全科当直体制になっており、自力受診可能な軽症患者(一次救急)を各診療科が、救急搬送患者(二次・三次救急)は救急科が中心となり診療を担当します。このように、当院救急センターは主に三次救急患者の診療を行う「救命救急センター」と異なり、重症度の区別なく全ての救急患者の診療を行う「全次型救急」を基本方針とする北米型ERスタイルを導入しています。また、東京都災害拠点病院として、災害時には医療救護活動の拠点となるとともに、災害派遣医療チーム(DMAT; Disaster Medical Assistance Team)を編成し、日本全国の災害地へも迅速に医療支援を行う体制を整えています。

ご挨拶

救急医療は、安全な社会生活を守るために欠かせない「セーフティー・ネット」の一部です。これまでは、救急医療に関する病院の窓口となる「救急外来」で、重症度の区別なく全ての救急患者の診療を行う全次型救急を基本方針とする北米型ERスタイルを導入し、救急科と各診療科が協力して診療を行ってまいりました。高齢化社会、高度先進医療の進歩などの救急医療を取り巻く環境の変化に対応し、救急医療に対する社会的要望の高まりに応え、従来の「救急外来」を組織化しその体制を強化することを目的に、2017年5月に「救急センター」が設置されました。当院は、東京都災害拠点病院として、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催・首都圏直下地震発生などを念頭においた災害時の医療救護活動の拠点としての役割も果たして参ります。

救急センター長(担当副病院長)
北川 雄光
救急科診療部長
佐々木 淳一