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生体肝移植術/切除が不可能な転移性肝がん(大腸がんから移転したものであって、大腸切除後の患者に係わるものに限る。)

実施診療科 一般・消化器外科
承認年月日 2024年1月1日
適応症 切除が不可能な転移性肝がん(大腸がんから転移したものであって、大腸切除後の患者に係るものに限る。)

主な内容

先進性

大腸癌は、他臓器に転移をしても切除できれば良好な予後を期待できる特徴がある。肝転移においても切除が可能であれば予後は比較的良好であるが、切除不能の場合は化学療法では根治することはできず、予後は不良である。そのような症例において、唯一の転移巣である肝臓を全摘出して、新しい肝臓を移植することで大腸癌の根治を期待できる。

概要

切除不能大腸癌肝転移を有する患者のうち、腫瘍が肝臓のみに限局し、かつ化学療法にて病勢の進行を認めない場合に適応となる。各医療機関において候補となる患者を選定した後、ドナー候補者がいる場合において、中央適応判定委員会において討議したうえで、承認された場合には症例登録する。十分な説明のもと、ドナー検査を行い、ドナーとして適格と判断された場合に肝移植を施行する。周術期の安全性並びにその後の臨床経過を3年間にわたり追跡し、生存率、再発率などを評価する。

効果

化学療法の進歩した昨今においても、肝臓に転移した大腸癌を化学療法で根治することはできないが、肝臓移植を行うことで、根治することを期待できる。移植後に肺転移などの再発を認めることがあっても、転移巣を切除するなど適切に対応することで、良好な予後を期待できることが報告されている。

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休診日

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