2025年10月21日
慶應義塾大学病院長
当院は高度急性期医療を担う特定機能病院かつ保険医療機関として、多くの患者さんへ良質かつ適切な医療を公平に提供できるよう最善の努力をしており、安心、安全な医療は、患者さんと医療機関の信頼関係によって成り立つと考えております。
当院では、信頼関係を損なう以下のような迷惑行為等があった場合には、厳重注意、警告、 警察への通報を行うとともに、状況によっては今後一切の診療をお断りすることがあります。
受診されている全ての患者さんとそのご家族、ならびに教職員の心身の安全を守り、円滑かつ適切な診療を行うために、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
迷惑行為等とは、
- 暴力:人や物への有形力の行使、またはその脅威を与える行為
【例:叩く、押す、殴る、蹴るなどの身体的暴力行為・破損行為】
- 暴言:大声を出す、罵倒を含む威圧的な言葉で脅すなどの行為
【例:強要、威嚇、名誉棄損、侮辱、誹謗、中傷】
- 社会通念を逸脱した行為:著しく不相当な言動・行動
【例:差別的な言動・行動、性的な行動・言動】
- 正当理由がない執拗または過度な要求
【例:医師の判断を無視した治療や検査の要求、当院の機能・役割を超えた診察の要求】
- 相手に心理的負担、脅威や恐怖を感じさせる発言・ふるまい
【例:過度で理不尽な要求、執拗な苦情、ハラスメント行為、ストーカー行為、不当な理由による教職員の長時間拘束】
- 病院運営に影響を与える行為
【例:居座り、危険物の持ち込み、病院敷地内での静止画や動画の無断撮影・録音、SNS等での情報発信、他の患者の診療に影響を及ぼす行為】
など
本方針は、当院「院内規則」のうち、迷惑行為等に関する規定を具体的に説明したものです。
以上