血液内科

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研究内容

患者さんにとってより安全で効果的な治療を見出すため、当科では臨床研究に積極的に取り組んでいます。現在も複数の臨床研究が進行中ですので、それぞれ適格基準を満たす患者さんには臨床研究への参加をご提案させていただく場合があります。臨床研究の詳細やご不明な点はお問い合わせください。

教育内容

当科では、造血器悪性腫瘍に対する同種・自家造血幹細胞移植を中心に、診断・治療における考え方のプロセスを学んでいただきます。定期的な教授回診や病棟カンファレンスの他、病棟スタッフとの活発な議論を通して個々の入院症例の適切なmanagement方法を習得することができます。また若手スタッフが中心となり、初期・後期臨床研修医を対象として、内科専門医として最低限身につけてほしい知識(発熱性好中球減少症に対する対応、輸血などの支持療法、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など比較的頻度の高い血液疾患の診断・治療など)の習得を目的とした定期的なレクチャーを行っています。

主な実績

当科では、造血器悪性腫瘍に対する化学療法はもちろんのこと、適応症例には造血幹細胞移植を積極的に行っています。特に1984年から開始した同種造血幹細胞移植は、累計で800件を超えており、良好な治療成績をあげています。近年は難治性造血器疾患に対する新規治療法であるCAR-T療法にも力を入れております。
また、当科では血液疾患もしくはその疑いのある方について幅広くご紹介を受けつけており、1年間にご紹介いただく初診患者さんはおよそ400名にのぼります。

名称 件数 備考
同種造血幹細胞移植 35件 2022年
同種造血幹細胞移植 896件 累計
自家造血幹細胞移植 18件 2022年
自家造血幹細胞移植 585件 累計
CAR-T療法 31件 2022年
入院化学療法 約1800件/年
外来化学療法 約3600件/年 経口抗がん薬処方を含む

医療連携・紹介制度について

主治医や担当の看護師と連携しながら、患者さんが安心して療養生活が送れるよう、以下のご相談に応じております。

募集・採用について

内科学教室として、専修医(後期臨床研修医)を募集しています。卒後3・4年次に血液内科のみならず、その他の専門内科でも研修を行うことで、総合的な診断技術と高度な専門技術を兼ね備えた医師の養成を目指しています。詳しくは、内科学教室のホームページをご参照ください。
大学院博士課程への入学を希望される方は、大学院医学研究科にお問い合わせください。
初期臨床研修医の採用については、卒後臨床研修センターにお問い合わせください。
他に、当科では随時、1年間を目安として当院にて主に造血幹細胞移植の研修を希望する若手医師を募集しております。応募資格は、血液内科臨床業務経験が一年以上あることです。待遇などその他の詳細については、血液内科医局までお問い合わせください。

連絡先

より詳しい情報は当部門の専用webサイトをご覧ください。

受診について

  • 当院では患者さんの待ち時間を短縮するため、予約制を導入しています。
  • ご予約方法は一般の患者さんと医療関係の方で異なります。