放射線技術室

部門のご案内

放射線技術室は画像診断検査、放射線治療を担当しており、97名(嘱託含む)で構成されています。
 放射線を利用し胸部や骨を画像化するX線撮影をはじめCT検査、マンモグラフィ検査(乳房撮影)、X線透視検査(消化管・泌尿器など)、骨塩定量検査、核医学(PET・SPECT)などの画像検査を担当しています。また、MRI検査、超音波検査など放射線を使用しない画像検査も担当しています。
 画像検査のみならずX線画像やCT、超音波などの画像診断装置で体の中を透かして見ながら、カテーテルなどの医療機器を体内に入れ治療を行うIVRや、放射線を用いてがんなどを治療する放射線治療(リニアック・アフターローディング)の業務も担当しています。

特色・方針

放射線技術室は、放射線診断科、放射線治療科と協働し、慶應義塾大学病院の理念を実践するとともに、総合大学である慶應義塾全体の理念をも実践することにより、教育・研究・診療に貢献します。
1)安全・安心を担保し、常に精度の高い画像情報、治療技術を提供いたします
2)全ての患者さんに最適な医療を提供するために、専門技術だけではなく良質な接遇を提供いたします
3)特定機能病院の一員として、臨床医学の発展に寄与すべく日々、自己研鑽いたします
4)チーム医療に積極的に参画し、質の高い患者サービスを提供いたします
5)学会・研修・研究活動を通じて専門性を高め、国内外で評価される人材育成を目指します

ご挨拶

中央診療部門の1つとして放射線診断専門医、放射線治療専門医の指示のもと、画像診断検査業務、放射線治療業務に従事しています。MDCT・3T-MRI・PET-CTなどの先端医療機器を用いた精度の高い画像診断データの提供、リニアック装置によるIMRTなどの高精度な治療技術の提供を日々心がけております。また、各モダリティーには、専門性の高い認定資格技師・専門資格技師を配置し、皆様に安全で安心いただける高度な医療技術を提供しています。私たち放射線技術室スタッフは常に質の高いチーム医療を目標に、「病院の理念」を実践いたします。

主な実績

名称 件数 備考
CT(健診含む)  62,911件 2022年度
MRI(健診含む)  31,214件 2022年度
超音波(健診含む)  33,677件 2022年度
PET   7,557件 2022年度
SPECT-CT   4,929件 2022年度
血管造影(Hybrid ope含む)   3,753件 2022年度
単純撮影(ポータブル・健診含む) 163,218件 2022年度
乳腺撮影・生検(健診含む)  4,200件 2022年度
放射線治療(総件数)  15,374件 2022年度
造影検査(健診含む)  7,735件 2022年度
骨密度検査  6,939件 2022年度

専門・認定資格取得者数

・放射線治療専門放射線技師 1名
・放射線治療品質管理士   1名
・医学物理士        4名
・磁気共鳴専門技術者    9名
・超音波検査士       7名
・Ⅹ線CT認定技師     10名
・血管診療技師認定     1名
・日本血管撮影・インターベーション専門診療技師  2名
・救急撮影認定技師     2名
・マンモグラフィ技術試験成績認定 12名
・医療情報技師認定     1名
・医療画像情報精度管理士  2名
・放射線機器管理士     9名
・胃がんⅩ線検診技術部門B資格認定 3名
・第1種放射線取扱主任者  5名
・放射線管理士       13名
・臨床実習指導教員     6名
・Ai認定診療放射線技師   2名
・肺がんCT検診認定技師    1名
・画像等手術支援認定診療放射線技師  2名
・被ばく相談員       1名
          (2023年 4月現在)

検査について

放射線科学について