ラニチジン塩酸塩を原薬とする製剤について、海外より発がん性物質 N-ニトロソジメチルアミン(NDMA)が検出されたという報告がありました。厚生労働省はグラクソ・スミスクライン株式会社に対し「ザンタック錠」の分析を指示し、現在、その調査が行われています。結果はまだ出ておりませんが、予防的措置として患者さんからの自主回収を行うことになりました。お手元に「ザンタック錠」が残っている患者さんにおかれましては、当院もしくは調剤薬局にお持ちいただくようお願い申し上げます。
なお、「ザンタック錠」については、すべての情報を包括的に確認し、安全性に関するモニタリングが定期的に実施されておりますが、これまで発がん性との関連は確認されておりません。
詳細につきましては、以下のリンクをご確認ください。