当院医師に東京消防庁消防総監の感謝状が贈呈されました

2011年08月03日

平成23年8月2日(火)、慶應義塾大学病院内で、当院耳鼻咽喉科齊藤秀行医師に、傷病者の救命をした功労に対し、四谷消防署長より、東京消防庁消防総監からの感謝状が贈呈されました。

齊藤医師は、7月23日(土)、朝8時頃、当院への通勤途中に、新宿区霞ヶ丘(明治神宮外苑アイススケート場付近)において、心肺停止に陥り生命の危機に扮していた男性に対して、周囲にいた方々の協力(AEDの手配、心臓マッサージの交代、救急車要請の連絡等)を得ながら、心臓マッサージ及びAEDを使用して蘇生処置を行いました。男性は自発呼吸ができるようになり、その後、救急車で当院へ搬送され、一命をとりとめました。

齊藤医師は、「このような形で、一歩踏み出して急病人にアプローチすることによって、救命のチームワークが生まれ、救命への流れに繋がる経験をしたことが貴重だった。また、ご協力いただいた皆様にも私からもお礼を申し上げたい。」と述べました。