概要
2024年度より、メンタルヘルス・リエゾンセンターを設立しました。
「リエゾン」とは、連携する、橋渡しをする、こころと身体をつなぐという意味があります。体の病気で入院された場合でも、入院によるストレスだけでなく、病気や手術に対する心配などから、不眠、不安、うつなど、メンタルヘルスに不調が生じることがあります。また、精神科の病気や認知症をお持ちの方が体の病気で入院されることや、せん妄(体調不良や手術などによる意識の混乱)が生じることもあります。
当センターでは、患者さんが心身ともに安心して入院生活を送っていただけるよう、入院中の患者さんに対し、メンタルヘルスのサポートをします。

特色・方針・目標
精神・神経科では、これまでも入院中の患者さんのメンタルヘルスのサポートに力を入れており、昨年度はのべ1000人以上の患者さんをサポートしました。当センター設立により、さまざまな診療科や診療部門(看護部、薬剤部、食養管理室、医療連携推進部、医療安全管理部)とさらに緊密に連携し、円滑で効率的なチーム医療に努め、総合的な医療サービスの提供に取り組みます。
入院中にメンタルヘルスで困ったこと、心配なことがあれば、遠慮なく担当医や看護師にご相談ください。必要に応じて、当センターがサポートさせていただきます。
対象疾患は次のようになっております
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不眠/不安/うつ/せん妄
受診について
- 当院では患者さんの待ち時間を短縮するため、予約制を導入しています。
- ご予約方法は一般の患者さんと医療関係の方で異なります