概要
ニューロモデュレーションとは、神経活動を外部からの刺激によって変化させることを表します。近年、このニューロモデュレーション技術を活用した運動麻痺の治療が注目されています。脳卒中や脊髄損傷などの中枢神経障害によって、原因となる領域やその関連領域では、神経活動の低下や過活動が生じます。
センターではそれらの神経活動をニューロモデュレーション技術により整え、中枢神経障害後の運動機能や感覚機能の改善を図ることに取り組みます。先端的な医療機器を活用し、科学的な根拠に基づく治療を安全に提供いたします。最大限の回復を追求し、利用者とご家族の生活がより豊かになることを目指します。
特色・方針・目標
脳卒中や脊髄損傷などの中枢神経損傷に伴う運動障害に対し、リハビリテーション科および整形外科の医師・理学療法士・作業療法士が連携して機能改善に取り組みます。ニューロモデュレーションとは、神経活動を外部からの刺激によって変化させることを表します。経頭蓋磁気刺激(TMS)装置、Brain Machine Interface(BMI)、HALなどの先端的な医療機器を活用し、科学的な根拠に基づく治療を安全に提供することで、患者さんとご家族の生活がより豊かになることを目指します。
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川上途行
センター長
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専門領域
リハビリテーション医学全般
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認定資格等
日本専門医機構リハビリテーション科専門医
日本リハビリテーション医学会指導医日本脳卒中学会専門医
日本臨床神経生理学会専門医
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経歴
2003年 新潟大学 医学部 卒業
2003年 慶應義塾大学病院 リハビリテーション科入局
2022年 慶應義塾大学病院 リハビリテーション科 診療副部長 就任(現職)
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メッセージ
リハビリテーションに関する専門的な知識・技術で、患者さんの希望、目標を実現できるよう、取り組みます。
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関守信
准教授(神経内科)・副センター長
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専門領域
パーキンソン病
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認定資格等
日本内科学会認定内科医
日本内科学会総合内科専門医
日本神経学会専門医
日本頭痛学会専門医
日本脳卒中学会専門医
日本認知症学会専門医
難病指定医
日本医師会認定産業医
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経歴
2003年 慶應義塾大学医学部卒業
2022年 慶應義塾大学医学部 神経内科 准教授(現職)
2022年 慶應義塾大学病院パーキンソン病センター 実務責任者
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メッセージ
パーキンソン病を専門としています。多職種連携チーム医療を推進し、患者さんの健康をサポートしてまいります。https://pd-center.hosp.keio.ac.jp/
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名越慈人
副センター長
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中村雅也
整形外科学教室教授
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辻哲也
リハビリテーション医学教室教授
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専門領域
腫瘍リハビリテーション医学リハビリテーション医学全般
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経歴
1990年 慶應義塾大学医学部卒業
2020年 慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室 教授
2022年 慶應義塾大学病院リンパ浮腫診療センター センター長(重任)
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メッセージ
最新の知見と多職種の協働により、患者さん一人ひとりの機能回復と生活の質の向上を目指します。
連絡先
より詳しい情報は当部門の専用webサイトをご覧ください。
受診について
- 当院では患者さんの待ち時間を短縮するため、予約制を導入しています。
- ご予約方法は一般の患者さんと医療関係の方で異なります