概要

日本人において、約500万人に睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome:SAS)が存在するといわれています。
SASは日中の慢性的な眠気、仕事効率の低下、抑うつ状態などを招くばかりでなく、高血圧・虚血性心疾患・脳卒中・突然死などの深刻な合併症を起こす危険性が高い疾患であり、
その予防と治療を行っていくことは大変重要なことと考えております。
 睡眠センターはSASをはじめとした睡眠障害に対する検査と治療を専門に行うセンターです。
SASの合併症の有無をはじめ、診療科の垣根を越えて各科連携をとりながら診療を進めていきます。

特色・方針・目標

当センターではSASの診断と合併症の有無を確認し、必要に応じて各専門外来と連携をとりながら治療を進めていきます。

対象疾患は次のようになっております

  • 不眠症

  • ナルコレプシー

  • レム睡眠行動障害

  • 周期性四肢運動障害

  • むずむず脚症候群

  • 睡眠・覚醒リズム障害

  • 夜間の歯ぎしり・食いしば りによる筋筋膜痛など

次のような症状を扱っております

いびき、無呼吸、日中の眠気、熟眠感の欠如、中途覚醒、夜間頻尿など

検査内容のご案内

主な実績

名称 件数 備考
2023年度 簡易睡眠検査数 460件
2023年度 終夜ポリソムノグラフィー検査数 103件
2023年度 総 CPAP 治療患者数 1,015人

受診について

  • 当院では患者さんの待ち時間を短縮するため、予約制を導入しています。
  • ご予約方法は一般の患者さんと医療関係の方で異なります