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タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養

実施診療科 産婦人科
承認年月日 2026年4月1日
適応症 不妊症(卵管性不妊、男性不妊、機能性不妊又は一般不妊治療が無効であるものに限る。)

主な内容

先進性

タイムラプス装置搭載型インキュベーターは、受精卵や胚を培養器内に保持したまま連続的に観察できる点に特徴があります。従来法では観察のたびに胚をインキュベーター外へ取り出す必要がありましたが、本技術では培養環境の変動を最小限に抑えながら発育過程を評価することが可能です。
また、受精後から胚盤胞形成までの発育動態を連続的に記録することで、従来の限られた時点での形態観察では得られない情報を加味した胚評価が可能となり、移植胚の選択精度の向上が期待されます。タイムラプス培養は、胚培養環境の安定化と評価情報の拡充の両面から、より質の高い生殖補助医療の実現に資する技術です。

概要

体外受精・胚移植を必要とする不妊症の方を対象に、体外受精又は顕微授精後の卵子を、タイムラプス装置搭載型インキュベーター内で培養します。これにより、胚をインキュベーターから取り出すことなく継続的な観察が可能となり、より安定した培養環境の維持が期待されます。
さらに、インキュベーターに内蔵されたカメラにより、胚の発育過程を一定時間間隔で撮影し、前核の出現・消失、細胞分裂のタイミングや様式、多核の有無、割球の均等性、フラグメンテーション、胚盤胞形成の過程などを総合的に評価します。これらの形態学的および発育動態学的情報をもとに、移植又は凍結に適した胚を選択します。
また、本技術による胚選択と妊娠・出産転帰との関連を記録・検証することで、今後の胚評価法の改善と標準化につなげていきます。

効果

タイムラプス装置搭載型インキュベーターを用いることで、培養作業の効率化および標準化が期待されます。加えて、胚を培養器外へ取り出す機会を減らすことで培養環境の安定化が図られ、多くの発育情報に基づいた胚選択が可能となります。その結果、より適切な移植胚の選択を通じて、着床率、生児獲得率等の向上に寄与することが期待されます。

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2026年外来診療日カレンダー
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