当院では外来患者さんに、ブロック受付後は待合スペースやラウンジ等でお待ちいただき、診察の順番が近くなったら診察室の付近にお進みいただくようご案内しております。各ブロック受付や各診察室の前に設置されたモニターによってこの流れを可能にし、患者さんの待合場所分散による混雑緩和、診察の順番把握、待ち時間の有効活用など、患者さんへのサービス向上に大きく貢献しています。

各ブロック受付に設置されているモニター

各診察室付近に設置されているモニター
2.「健康情報ひろば」設置図書・雑誌の購入
「健康情報ひろば」では、患者さんやそのご家族に対し、病気や治療、栄養、食事療法、検査、くすりなど健康にかかわる図書や雑誌を提供しており、最近では新たな試みとして、病院スタッフが執筆した書籍や医療マンガなどを購入しています。患者さんがご自身の健康状態を理解し、少しでも安心して当院を受診できるような情報を入手するとともに、図書や雑誌を読みながら病院での待ち時間を快適に過ごしていただくことを目指しています。


3.ベルトパーティション・ポールサイン
院内の窓口は、患者さんへのわかりやすさや混雑防止を目的として細分化しておりますが、患者さんをわかりやすくご誘導できるよう、患者さんへの案内、ルート指示などの改善を進めております。少しでも混乱がないよう、ポールサインで誘導し、ベルトリールパーティションでわかりやすい整列を促すとともに、他の患者様との動線が交差しないようにすることで、衝突のリスクを減らすことにも役立てています。


4.車いす
外来患者さんが来院時にご使用になる車いすを、30台新たに導入いたしました。これまで車いすが足りず、ご不便をおかけすることもございましたが、2号館正面玄関、1号館サブエントランス、3号館出入り口に配置し、ゆとりをもってご利用いただけるようになりました。



5.移乗サポートロボット「Hug」の導入
2025年12月以降、立ち上がったり座ったりする動作をサポートする、移乗サポートロボット「Hug」を2台導入し、延べ約20名の患者さんに利用いただきました。本機器の導入により、介助の1人化が可能となり、夜勤帯の排泄支援やリハビリ現場の省力化、介助者の身体的負担軽減において大きな成果を得ています。患者さんからも「リハビリが楽しみになった」との声が上がるなど、心理的な適応を通じた離床促進にも寄与しております。今後も患者さんの自立支援と安全な医療環境の提供を両立させてまいります。


6.男性トイレの杖・傘置きの整備
病院機能改革アドバイザー会議(2026年2月24日)において、外部委員の方から、男性トイレに杖や傘を置くスペースがあった方がよいのではないかとご助言いただいたことをきっかけに検討が始まり、杖・傘置きを患者さんがいらっしゃる外来エリアのトイレに配備いたしました。すべらない置き台を設置したおかげで杖や傘が簡単に置けるようになり、安心してトイレを使用いただけるようになりました。

7.耳が聞こえない患者さんとのコミュニケーションツール(iPad)
耳が聞こえない患者さんとのコミュニケーションの手助けのために、iPadを患者総合相談部と耳鼻咽喉科・頭頚部外科外来に配備しました。見やすい画面と文字起こし機能で、患者さんにとってストレスが少ないコミュニケーションのお手伝いを実現できました。以前は筆談で対応していたため、見やすさとコミュニケーションスピードが格段に向上しました。

8.2号館1階周術期センター整備にともなう機能移転のための什器等
主に麻酔科管理の手術が必要となる患者さんの術前・術後の安全確保、医療の質向上および周術期業務の効率化を図るために、2号館1階に周術期センターを整備します。これにともない2号館1階1Nエリアの文書管理および外来・検査予約の受付および事務室を、1号館1階1H、2階2Hへ移転いたしました。そのためのカウンター等の什器の整備に活用させていただきました。


9.3号館6階特別措置病室整備工事
がんに対する放射線内用療法(放射性医薬品を体内に投与する治療)を多くの患者さんが受けられるよう、仕切壁内への鉛板を設置する放射線防護措置を講じた、4室の特別措置病室の整備に活用させていただきました。本病室は、放射線管理を徹底した構造とし、患者さんが安心して治療と療養に専念できる環境を整えるとともに、医療従事者の安全確保や院内環境への配慮にも十分留意した設備となっております。

鉛防護工事

工事後(家具配置前)

備品類(バイアル用遮蔽シールド)
10.外来診察室の什器更新
外来診察室内の整備(出入口の拡張、什器の交換)を行い、患者さん、医療従事者にとってよりよい環境に改善しました。

