概要
臨床感染症センター(感染症外来)では、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症の診療とカウンセリング、結核・非結核性抗酸菌症を中心に、幅広い感染症の診療を行っています。また、火曜日に専門外来として「ワクチン・渡航外来」を開設しております。
特色・方針・目標
• HIV感染症:当院は東京都エイズ治療中核拠点病院の一つに指定されており、医師・看護師・薬剤師・ソーシャルワーカー・カウンセラー等がチームとなって診療にあたっています。身体障害者手帳の取得や医療費の公費負担申請についても支援しています。
• 呼吸器感染症:結核、非結核性抗酸菌症、慢性肺アスペルギルス症などの診療を行っています。
• 入院診療:入院が必要な場合は、各診療科と連携して対応します。
• ワクチン接種:ワクチン・渡航外来に限らず、すべての診察枠で各種ワクチンの接種・ご相談が可能です。受診の際は必ずご予約ください。
次のような症状を扱っております
・ HIV検査で陽性と言われた
・ 発熱やリンパ節の腫れがあり、HIV感染症が疑われる
・ 長引く咳などがあり、結核・非結核性抗酸菌症などの呼吸器感染症が疑われる
主な実績
| 名称 | 件数 | 備考 |
|---|---|---|
| HIV感染症総数 | 672件(延べ件数) | 2025年度実績 |
| その他の感染症総数 | 1,368件(延べ件数) | 2025年度実績 |
| 予防接種総数 | 93件(延べ件数) | 2025年度実績 |
| 感染症診療コンサルテーション(入院) | 1,673人(患者のべ人数) | 2025年度実績 |
ご挨拶
臨床感染症センター(感染症外来)は、感染制御部の外来部門です。HIV感染症や呼吸器感染症をはじめとする各種感染症の診断・治療、ならびに各種ワクチン接種を通じて、感染症の適正な管理を目指しています。
感染制御部は、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師(微生物)、事務職員からなる多職種の部門で、感染症診療と感染防止対策の両面を担っています。重症感染症の患者さんの状況や、院内感染対策上重要な微生物の動向を常に把握し、的確に対応することで、すべての患者さんが安心して安全な医療を受けられるよう、日々取り組んでいます。
ワクチン・渡航外来について
診療日時:毎週火曜日 13時30分〜15時30分
・完全予約制、自費診療です。
・渡航前のご相談や接種スケジュールのご相談のみの場合も、診察料がかかります。
・予防接種の対象は15歳以上の方です。
・ワクチンの種類によっては、初診時に接種できない場合があります。
・海外渡航後の体調不良については、保険診療となります。
【当外来で接種可能なワクチン】
1. 麻しん
2. 風しん
3. 麻しん・風しん混合(MR)
4. おたふくかぜ(ムンプス)
5. 水痘
6. 破傷風
7. 日本脳炎
8. 不活化ポリオ(急性灰白髄炎)
9. 三種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風)
10. 五種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・ヒブ)
11. 肺炎球菌
12. A型肝炎
13. B型肝炎
14. ヒトパピローマウイルス(HPV)
15. 髄膜炎菌
16. 狂犬病
17. 帯状疱疹
18. RSウイルス
19. インフルエンザ
20. 新型コロナウイルス感染症
21. 腸チフス
受診について
- 当院では患者さんの待ち時間を短縮するため、予約制を導入しています。
- ご予約方法は一般の患者さんと医療関係の方で異なります