先進医療の開発

先進医療とは?

先進医療とは、現在一般の保険診療で認められている医療の水準を超えた、最新の先進技術として承認された医療行為のことです。
慶應義塾大学病院で現在取り扱っている先進医療は以下の通りです。

先進医療A

先進医療Aとは、

  1. 未承認等の医薬品若しくは医療機器の使用又は医薬品若しくは医療機器の適応外使用を伴わない医療技術(下記先進医療B内、4に掲げるものを除く。)
  2. 以下のような医療技術であって、当該検査薬等の使用による人体への影響が極めて小さいもの
    1. 未承認等の体外診断薬の使用又は体外診断薬の適応外使用を伴う医療技術
    2. 未承認等の検査薬の使用又は検査薬の適応外使用を伴う医療技術

中医協発信文書 総-2-1より引用

先進医療B

先進医療Bとは、

  1. 未承認等の医薬品若しくは医療機器の使用又は医薬品若しくは医療機器の適応外使用を伴う医療技術(上記先進医療A内、2に掲げるものを除く。)
  2. 未承認等の医薬品若しくは医療機器の使用又は医薬品若しくは医療機器の適応外使用を伴わない医療技術であって、当該医療技術の安全性、有効性等に鑑み、その実施に係り、実施環境、技術の効果等について特に重点的な観察・評価を要するものと判断されるもの。

中医協発信文書 総-2-1より引用

先進医療技術 実施診療科 承認年月日
パクリタキセル静脈内投与(1週間に1回投与するものに限る)及びカルボプラチン腹腔内投与(3週間に1回投与するものに限る)の併用療法 上皮性卵巣がん、卵管がん又は原発性腹膜がん 産婦人科 平成25年1月1日
術後のホルモン療法及びS-1内服投与の併用療法 原発性乳がん(エストロゲン受容体が陽性であって、HER2が陰性のものに限る。) 一般・消化器外科 平成25年1月1日
腹腔鏡下センチネルリンパ節生検 早期胃がん 一般・消化器外科 平成26年1月1日
全身性エリテマトーデスに対する初回副腎皮質ホルモン治療におけるクロピドグレル硫酸塩、ピタバスタチンカルシウム及びトコフェロール酢酸エステル併用投与の大腿骨頭壊死発症抑制療法 全身性エリテマトーデス(初回の副腎皮質ホルモン治療を行っている者に係るものに限る。) リウマチ内科 平成26年8月1日
放射線照射前に大量メトトレキサート療法を行った後のテモゾロミド内服投与及び放射線治療の併用療法並びにテモゾロミド内服投与の維持療法 初発の中枢神経系原発悪性リンパ腫(病理学的見地からびまん性大細胞型B細胞リンパ腫であると確認されたものであって、原発部位が大脳、小脳又は脳幹であるものに限る。) 脳神経外科 平成27年3月1日
ゾレドロン酸誘導γδT細胞を用いた免疫療法 非小細胞肺がん(従来の治療法に抵抗性を有するものに限る。) 呼吸器内科

腫瘍センター

平成27年5月1日
FDGを用いたポジトロン断層・コンピューター断層複合撮影による 不明熱の診断不明熱(画像検査、血液検査及び尿検査により診断が困難なものに限る。)

リウマチ内科

放射線診断科

平成27年9月1日
ヒドロキシクロロキン療法 関節リウマチ(既存の合成抗リウマチ薬による治療でDAS28が2.6未満を達成できないものに限る。)

リウマチ内科

平成28年11月1日

関連情報

厚生労働省 先進医療別ウインドウで開きます。

先進医療については、厚生労働省の定義に基づき対応を行っております。詳しくは厚生労働省Webサイトをごらんください。